続・かんぽの宿について
何気なくテレビを見ていたら「かんぽの宿」について放映していた。そこで森永某と勝間某がコメントしていたのだが、それが噴飯モノであったので書いておきたい。
彼らは「オリックスが利権を蝕む」みたいな言い方をしていた。でも、番組でも説明されていたように、それらの施設は現在「赤字を垂れ流して」いるものの「経営努力をすれば黒字化も」期待される状況にある。それなのに、そのまま放っておかれている。つまり今の状態こそが「利権の構造」というわけ。そういう利権の構造を打破するために売却しよう、というのが元々の趣旨だ。
実際、郵政の内部の人から聞いたのだが、鳩山大臣が必死になって民営化の流れを食い止めようとしているのは「かんぽの宿をはじめとする日本郵政の事業は利権の巣窟。そこから甘い汁を得ている人達の利益を守るため」だとのこと。鳩山は政治家としてポリティックスをやっているのだから、その意図はまあ理解できる。選挙も近いし、パフォーマンスにも力が入っているのだろう。しかしそれをマスコミがあたかも「正義の味方」のように持ち上げるのは恥ずかしい限り。もうちょっと勉強して記事を書きなさい。
それと、今回の批判には西川社長に対する反対が根強いのも一因となっているようだ。なにしろゆうちょ銀行というのは西川氏の古巣の三井住友銀行を始めとする大手銀行に真っ向から競争をしかけている立場だ。西川氏の昔の同僚の中にも氏の転進について批判的な声が高いと聞く。西川氏自身は70才になって今更ガツガツする必要など何もない立場。請われて社長になったらしいが、面倒なポリティックスに巻き込まれてお気の毒な限りだ。
鳩山氏は、売却が遅れることで日々損失が膨らんでいる状況に責任をとるべきだ。
では。


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